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  • 2025年01月31日
    冬はつとめて

  • 謹んで新春のお喜びを申し上げます。
    エスケー住宅サービス東京本社でございます。


    はやいもので、2025年が明けて1か月が経とうとしております。
    年始は親しい人へのご挨拶や仕事始めの準備など
    何かとバタバタするシーンが多く、時間もあっという間に経ってしまいます。


    何かと忙しないイベントが多い冬ですが
    早朝の凛とした空気に触れると一気に覚醒します。
    そんなとき思い出すのが、国語の教科書には絶対乗っていた作品のあれ。



    清少納言の随筆「枕草子」


    この中の「冬はつとめて~」から始まる文章です。


    <枕草子 第一段>より引用
    冬はつとめて
    雪の降りたるは言うべきにもあらず
    霜のいと白きもまたさらでもいと寒きに
    火など急ぎおこして炭もて渡るもいとつきづきし
    昼になりてぬるくゆるびもていけば
    火桶の火も白き灰がちになりてわろし


    この枕草子は、春夏秋冬の一番良い・趣がある時間帯をまとめています。
    「つとめて」は「つとめて」と書き、あけぼの(明け方)より少し後の時間。
    つまり「冬は早朝に一番趣がある」という文章になっています。
    雪や霜はもちろんいい。早朝の寒い中火起こしで走り回る人の
    あわただしい情景が目に浮かぶようです。


    また、最後の「昼になり~」は
    昼になって段々寒さが和らぎ暖かくなると
    火鉢の火が灰になってしまいよくない
    という言葉で締めくくられており、そこが可愛らしい女性っぽい(笑)


    様々なものが発達して、文明の恩恵に助けられている現在ですが
    日本人が大切にしてきた趣や季節感など
    情緒のある視点で日常を見れたら、
    もっと自分自身も素敵な人間として成長できそうです。


    仕事面・人間面でも益々成長できるように
    2025年も益々精進できるよう
    頑張っていきたいと思います!

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